世界中で人口移動が頻繁になった今、新しい感染病が国をまたいで瞬時に広がる恐れがあります。
従来のワクチンや治療法では、次々と出現・流行する感染に対応することは難しく、生物工学やウイルス学における最新の技術と知見を駆使したワクチン及び創薬を開発するための技術プラットフォームが必要とされています。
株式会社蛋白質免疫工学研究所（Protein Immuno-Engineering-Laboratories）は東京農工大学のスタートアップ企業です。
ウイルスの大規模流行を初期の段階で防ぐ予防・治療薬を開発するための技術プラットフォームPI-Bio(πBIO)を提供します。
PI-Bioの名称は蛋白質工学と免疫工学を融合させた蛋白質免疫工学（Protein Immuno-engineering）に由来し蛋白質工学、バイオインフォマティクス、免疫学などの最新の知見と技術を結集した技術プラットフォームです。
PI-Bioを用いることにより、 例えば、ワクチンシーズの開発やモノクローナル抗体の確立を1年半～2年の短期間で可能にするとともに、ワクチンの製造プロセスの環境負荷の低減が可能になります。
当社は、PI-Bioを基にして、ワクチン開発会社、創薬会社、製薬会社、検査会社などと継続的に協力し、新たな感染症への対策に貢献することを目指しています。